物理接続は簡単にできた。
OBD2コネクタから、レーダー探知機を取り外し、そこに分岐コネクタをセット、分岐先の一方にレーダー探知機、もう一方にM-OBD-V01をセットする。
スイッチを押すと、電源ライトが点灯する。

で、本体とHouwaiをBlueTooth接続するのもすんなり完了。

で、ここから先がだめ。

イグニッション状態で接続・初期化しようとすると、どうもM-OBD-V01とスマホの接続は確立するようだが肝心のOBDにつながらない。
恐らく、つながると、OBDのランプがグリーンとかになるのではないかと思うのだが、ならない。

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プロトコルも全部試したがダメ。

つながると、BATTERYのインジケーターだけ数値が出るのだが、ほかがうんともすんともいわない。

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(写真は、非接続時のもの)


それなら、ひよのスマホならどうかと、つないでみたが、このマシンでは接続しようとするとハングアップする。まあ、Android11だしな。
ダメ押しで、ずいぶん前のTorqueG01を引っ張り出してつないでみたがHouwaiと同じ状態。

ちなみに、レーダー探知機とコネクタを取り替えたら探知機は動いたのでケーブルの問題ではない模様。
うーん。初期不良の可能性もゼロではないが、動作確認車種でタウンエースは1世代古い車種しか載ってなかった。確かその前後は開発もダイハツになって別のクルマなんだよな。つまり、非適合の可能性もあり。いったん返品するかちょっと悩むことにする。

今、ギヤは何速に入っているのか?現在のシフト位置を知りたい。

それは、素人MTドライバーの永遠の夢

同じタウンエースでもAT車はコンパネに表示されるようになっているのだが、何故かMTには表示欄がない。そもそもタコメーターもない。

素人がこういうことを口走ると、玄人なひとたちに

「いらなくね?」

「そんなものは体とエンジンの回転数や音で判別できるやろ」

「そもそも見て確認しようって自体だめじゃん」

「なれれば一時停止時はローに入れる癖つくだろ」

「ばーかばーか」

とか言われるのがオチである。確かに、数年乗ってだいぶ慣れてきたので、別に見れなくてもクリティカルな支障はないのだが、

やはり知りたい。

特にシフトを知りたい瞬間は、走行中より停車中だ。信号などで停車中は、1速に入れるようにはしているのだが、発進時にしばしば「あれ?いれてたっけ?」となるのだ。実際、たまに3速発進してしまうこともある。そうゆうのをいちいち心配するのが嫌なのだ。いいじゃん、見せてくれたって。

つい先日、MT免許を取得した長男も「え、見れないの?」と言っていた。彼が教習所で乗っていたMT車はモニターはなかったがシフトに溝が切ってあるやつで見ればわかるタイプだったらしい。もちろん、走行中に見ようとしたら、教官にしかられたらしいが、停車中には横目で確認していたそうだ。うちの小次郎のシフトは、袋がかぶっているタイプなのでぱっと見シフト位置はわからない。なんだよいやがらせかよ。と鯖も思う。

話変わって、クルマの各種状態情報はOBD2コネクタから出力できるらしい。実際、前オーナーさんがレーダー探知機をODB2で付けておいてくれていて、タコメーターや瞬間燃費とかも出て便利に使わせてもらっている。だが、これにはシフトを表示する機能はない。OBD2にもシフト情報を出力している風はあるのだが、この手のOBDメーターでシフト表示する奴がなかなか見つからない。よくわからん海外製や2年前くらいに終売したやつが2,3点ひっかかるのだが動作が若干バクチな上、たいてい実売1万円を超えている。仕方ないので、すっぱいぶどう戦略で、そんなものは欲しくないと思い込み続けてきたのだが、Facebookのキャンピングカーのグループで「スマホでBT接続してモニターするタイプのOBD2マルチメーターを付けたよ」という方を発見。なるほど、「アプリのメーターなら取得項目結構自由度高そうだ」と思って、きいてみたらどうやらシフトもとれるっぽい。しかも本体とケーブルあわせても3千円台。安い!これで、モニター用のスマホにお金がかからなければダメ元含みでも「買い」である。このマルチメーターの接続用アプリは、Androidバージョン10以下でないと動かないらしい。むしろ古いの上等てやつだ。家にある過去資材が使えそうだ。

モニター候補のスマホは次の2台。

Fujitsu F-02L
ひよが以前使っていたスマホ。Android11。物理的に裏蓋がやばくなってきてリストラ。バージョンが10超えてるが、初期出荷状態にしたら戻るのではないかと。

Huawei nova lite 3+
ひよの母が使っていたスマホ。Huaweiがなんか中華情報漏洩危なそうなのでリストラになった。Androidバージョンは9。ただ、自分もなんとなく漏洩いやなので、これを使う場合は新規にこれ用にGoogleアカウントを取る必要あり。

別アカウント運用など若干面倒なのでできればひよのが使えるとうれしい。ということで、まず、ひよのスマホ。初期出荷状態にしてみたがOSバージョンは変わらず11のままだった。OSアプデってオールリセットでもどせないものなのね。そんな気もしてたけど。GooglePlayからも「アプリが古すぎる」とダウンロードを拒否られた。

次に、ひよの母のスマホ。新規でGoogleアカウント取得して設定してみた。しかし、Androidバージョンは要求仕様を満たしているのにどういうわけかGooglePlayでバージョンエラーが出てしまう。うーん、どうしたもんか。ここで挫折はいやなので考えてみた。インストールできないというよりGooglePlayがインストールを弾いているだけという気がしたので、APKでGooglePlayを経由しなければどうだろう。そしたら、公式にAPKファイルがあったので直接インストールというのを試してみたら、うまくいった。

おまけに、この方式ならひよのスマホにもインストールできた。ということで、これなら多分どっちかのスマホで動くだろうという目算がたったので、Amazonに発注。

OBD2マルチメーター
MAXWIN ELM327 OBD2 スキャン マルチメーター M-OBD-V01

実は、後継機としてM-OBD-V01Aがあるのだが、1000円高いうえ、専用アプリのインターフェイスがイマイチ&不評かつどうもシフト表示欄がないようなので安い方のこちらを買う。縛りはAndroid10以下。

ケーブル
OBD2ケーブルはシングル延長でもよかったのだが、分岐ケーブルを購入。+300円で1000円。現在使っているレーダーの燃費メーターがかなり役に立っているので当面両立できるようにするため。新しいレーダーも燃費メーターはあるのだがチューニングしないとかなり嘘を吐くらしいので並行運用して調整することにする。

結局作ってしまった。

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ST-301で使ったダイソー風防の残り部材で製作できてしまった。

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微妙にサイズが合うというか合わないというかだったので、家にあったリベットとかで接合したらうまい具合にフィットした。途中でリベットが在庫切れたので無理やりホチキスで付けたり。でもちゃんとできたと思う。見た目もなんかいい感じになった。これならタフまるジュニアに負けていないと思う(個人の感想)。

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コンパクトに折りたたみ可能。

こうなると次のデビューはどちらになるのか。対決するしかないのか。

追記:
ひよが秒でケース作ってくれた。
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