11月キャンプ反省会

3連休またキャンプに寄生。

【献立】
温かい料理で、それほど手間をかけすぎないというコンセプトで、当初の献立案

3日
おやつ 焼き芋(子供の芋掘り成果を持ち寄り)
夕食 鶏鍋&栗ごはん(もしくはもう1種鍋)
4日
朝食 フレンチトースト他
昼食 うどん(鶏鍋残り汁利用)
おやつ クレープ
夕食 ビーフシチューかポトフとごはんとパン
5日
朝食 フレンチトースト他

だが、カレーが無いことにメンバーよりブーイング。マンネリを恐れて敢えて避けたのだが。そこでカレー復活。
3日夕食をカレーに、4日昼食を残りでカレーうどんに変更。

【11月2日(木)】事前準備
・献立の最終決定。
・材料表のメンテナンスをいつもどおりエクセルで。
・事前にいくつか買出しをしておく。
・粉などは分量を量りビニール袋に仕分け。
・カレーの玉葱炒めとカレースパイス粉砕。
・持ち物リストの作成。
 勝手知ったる3家族。どこがどれを持っているか判りきっているだけに、前回は、
 どちらも相手が持ってくると思い込み機材不足が発生。今回は、調理関連器具に
 ついてはリスト化し分担表を配布。
 以上、前回は、ほぼ徹夜というていたらくであったが、4時間の睡眠が確保できた。

【11月3日(金)】初日
■夕食
諸般の事情で到着がかなり遅れ、16時頃にキャンプ場着。調理に着手できたのが、16時半。ここから、大慌てで作って、なんとか19時くらいに食事。

1.大人カレー
いつもの定番。チキンカレー。なんか自分的にもカレー&ナンはキャンプで食うものという感覚が定着。暗くて良く見えなくてこわかったが、今回は甘からず辛すぎず丁度いいのができたようだ。
2.ナン
どういうわけか、膨らまない。発酵失敗。時間不足か、温度不足か、湯温高過ぎでイースト殺したか。謎。なんとかそれらしきものを焼いたが、貧弱。哀し。
3.子供カレー
これも定番ブタバラカレー。甘口カレールーに中辛カレーフレークを足して調味。普通に旨いと思った。甘いが。まあ、ダッチを使えば誰でもこのレベルはクリア可なのである。子供もよろこんで喰った。
4.ごはん
メンバーに5合炊きはんごうで炊いてもらう。どうも、彼は今回で飯炊きを極めたようだ。おかげで、私の飯炊き極めは遠のくのである。子供のみ参加のSHちゃん差入れの米うまー。

【11月4日(土)】二日目
■朝食
1.フレンチトースト
しづしづ恒例。うまい。
2.カブの葉とベーコン炒め
ポトフ用のカブに葉があったので、自家製ベーコンと炒めてみる。
青菜など喰わねーだろと高をくくっていたが、子供に全部喰われる。想定外。
3.紅茶
リプトンのティーバッグ。コーヒーの人もいるので紅茶用のやかんが欲しいかも。

■昼食
鍋が却下になったので前日の子供カレーを多目に作っておき、カレーうどん。
出汁醤油と酒と焼き葱を足してやや和風に。大人用に辛味追加ペーストも別途作成。
なかなか旨かったと思う。冷凍うどんなので、完全に湯を沸騰させる必要もなく楽にできたのもよかった。

■おやつ
1.クレープ
しづしづがダッチの蓋で作成。合羽橋で専用器具「トンボ」を購入しトライするも、習熟不足もあり、いったん断念。長年愛用のおたま方式に切り替えれば完璧。ユニフレのダッチの蓋裏は完全平面&縁なしなので、裏返しが非常に楽だったらしい。なかなか絵になるアウトドア向けのおやつであった。生クリーム、ジャム、煮リンゴ、チョコなどで大好評。
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2.焼き芋
子供らの各学校の芋掘りでの成果を持参。濡らしてホイルで巻いて、焚き火に投入。うまい。が主にこれは子供が消費。

■夕食
1.ポトフ
朝食の準備と同時に、手羽元と牛モモ&肩&ニンニク&セロリ&ローレルを10インチダッチでゆるゆる煮込む。昼食が終わって、カレーが空いた12インチダッチに乗り換えて、キャベツ・カブ・ニンジン・タマネギ・ソーセージを足してさらに煮る。最後に塩胡椒。粒マスタード添えでいただく。期待通りの味。煮るだけなので大変楽だ。
2.バジルパン
オレンジページの二次発酵無しの簡単パンレシピのバターをバジルペーストに変えたものを、昔何度か作ったのだが、それをダッチで焼いてみる。以前はバターを半量にして残り半量をバジペにしたのだが、今回は100%にしてみた。昨日、発酵で泣きを見たので、2台の焚き火の間で、しづしづに卵を抱くようにあたためてもらったところ、今度は無事膨らんだ。上火を強めにして15分、8個×2回(10インチ) 計16個。思い通りに焼けた。バジルとにんにくの香りも良く。かなり好評だった。才蔵は今回の料理ではこれが一番だったそうだ。
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3.ごはん

【11月5日(日)】最終日
■朝食
1.フレンチトースト
2.ごったチャウダー
4日のポトフ終了後にジャガイモ、残りキャベツ、にんにくを足して1時間くらい煮込んでおく。朝、新たに煮立てて牛乳を足して塩コショウ。当然、煮込み&寝かせで昨日より旨い(笑)。
3.ベーコンエッグ
余った卵で。昨日の反省から、子供の腹が満ちてから制作。無事大人の胃袋へ。

【その他】
・買出しは計画的に。途中適当に飛び込んだ東急の食品売り場が貧弱&高いで×。その場のノリで追加メニューという意欲萎える。
・子供が寝た後、焼酎お湯割りを呑む。今回こそ「かりんとう」をつまみにする。思っていたとおりこれは合う。別メンバーにも評価を受けた。
・つまみもなんかほしいなと思った。もうちょい乾き物とかスモークとかそれなりのものを考えよう。
・二日目は相当胃にヘビーであった。が、これはこれでアリ。
・今回は、晩秋(?)で、結構寒く、焚き火を楽しむのが基本コンセプトで、それと煮込み料理を組み合わせたのはよかった。
・ナンやパンなど事前に軽量できるものはなるべく量って持っていったのが功を奏した。
・だいぶ、キャンプでの気合の入れ度が判ってきた。肩肘張らずちょっとチャレンジ。これが楽しい。

【料理以外】
今回は道志方面。元々、メンバーが推奨したキャンプ場は、自然は豊富だが施設は殆ど無い、オートキャンプとしてはかなり硬派なものだったが、洗い場担当よりこの季節、洗い場で湯が出ないのは却下という強い要求があり、再検討。結果、各サイトに水は来ているし、無料の風呂も立派、トイレの掃除は行き届いているという今回のキャンプ場。今までで最軟派なキャンプ場であった。ただ、この季節、我々にはこれくらいが丁度良かったといえる。これくらいの寒さならより焚き火を楽しめるので良い。昨年は焚き火が生命線くらいの勢いで苛酷過ぎ。それにしても、メンバーがほぼ無尽蔵の薪調達ルートを持ち、今回も、2バーナー+焚き火台2台+据付のU字ブロックで焚き火の最大4つの火の手があがるというありえない状況はこのメンバーならではである。唯一の難点はちょっと遠いこと。今回も、鯖家の積み込み用荷物をじっと見て、早くクルマをかわねばと思うのであった。