屍を越えてゆけ

久しぶりのカテゴリ更新。たまには。

玄は中三あたりから厨二的二次元ヲタクがとどまるところを知らず、自室のベッドの壁面とか、二次元ポスター類でいっぱいで大変なことになっている。ヲタクという言葉が生まれる数年前、日本でロリコンという言葉が席巻した時代に中高の青春期を謳歌し、アニメー○ュ、○・アニメには目もくれず○UT、ア○メックを読みふけり(ただし○ァンロードは読んでなかった)二次元マニア路線をひた走っていた自分だが、彼が語り始めると何を言っているのかさっぱりわからなくなってきた。彼の録画しているライブラリもなかなか正視がきつい。
今のところ彼はこれを職にするつもりのようだがまあどうなることか。まずは静観。

才は、まあそっち方面もそこそこ見ているが、バランス良く健全に三次元にも目を向けてモモクロ、乃木坂と渡り歩いているようだ。これは私の専門外なのでどうでもいい。なんか年齢的にあれになってくると自動的に世代交代していくシステム上で若さに価値観を見出しているようなのがちょっと危なげだが、それはそのうちどこかで痛い目に会うだろうからほっておく。そっちでなくて、こいつは、本格的に理系の受験勉強を始め、数学、物理、化学で文系の私のきいたことのない公式のはなしなどを得意げに泡飛ばすようになってきた。文系ながらどっちかというとそっちよりだった自分としてはちょっと悔しい。
ひよにはちょっと話通じてるのも、ちぇって感じ。

ふたりとも、親とは全く違う道でもなく微妙に近いルートをちゃんと屍を踏み越えてくれているらしい。これは親孝行と言っていいのだろう。昨日は、やつらの曽祖母の三回忌。おみやげのまんじゅうを大量に懐に入れたりしつつも焼香はすぱっと他の人の動きをトレースして、祖父母もケアしてやるべきところはそつなくこなしていた。多少手抜きだがよく育ってくれているなということで。