2018/09/22 東京湾タチウオ

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アジでもと思っていつものLTアジの船宿見に行ったらタチウオが5000円/人。釣果を見るとだいたい数尾は釣れている模様なので3人でチャレンジ。
60号使える竿プラス両軸と聞いたが、念のため初回は船宿任せということで。
ウェーダーが保管が悪く1足水浸しだったので、自分は長靴&合羽で。他、ハサミとかペンチとかメゴチバサミ。金属製メゴチバサミが見当たらずプラ製を持って行ったがこれでも問題なかった。
が、着いて気が付く痛恨のミス。

アネロン忘れた。

かろうじて1個だけあったのでそれは、長男に託して、親はコンビニで買った効くのか効かないのかよくわからないタブレット300円で挑む。
結果。ひよは少しうっとなった模様。鯖は全く酔わず。いつの間にか海の男に育っていたかオレ。まあ、今回結構凪いでたからと思うが。次回は忘れずに。
なぜか結構空いてて、乗船率60%という感じ。おかげでずいぶんゆったり釣れた。
船長とタチウオマスターの人が乗っていて、マスターにきくととても丁寧に教えてくれたのでよかった。
ひよは、マスターにエサを付けてもらい指導の下落としたところ一投目で釣りあげた。
いきなり釣れるとあとがつづかないという嫌なジンクスは今回はなく長男も自分も続けて釣れた。前半鯖はちょっと遅れ気味だったがあとで追いついた。
釣り場まで1時間くらい。結構遠い。なので10時半に納竿。

覚書。

<エサの付け方>
活性悪いときは鯖がいいらしい。コノシロは無料で付いてくる。なので、念のため鯖連発したが、どうも終わってみたら今回はあまり差がなかったそう。まいいか。
タチウオはエサの付け方で大半が決まるそうだ。
1.短冊の上を水平に切りそろえる。下は斜切ってあるので反対方向からV字になるように切る。
2.水平のところ数ミリ(なるべくギリがいいらしい)の皮から刺す。
3.針の水平部分まで通しきったら針の幅ぴったりのところでぶすっと刺す。で上までしっかり押し込む。
4.そこでもう1回転して、今度は針の幅より少し遠めのところに刺す。
5.でまっすぐにする。
ひっぱって下がってこなければOK。

<釣り方>
1.下まで落とす。サミングしてゆっくり目に落とすと流されにくい模様。
2.45度下からぴょんと水平にしゃくる。
3.リール半巻きしながら45度下げる。
4.2,3を10~20メーター繰り返す。
5.当たったら竿は下げずに半回転巻き、止めをゆっくり繰り返す。
7.明らかに重くなったら巻く。
8.ちょっとでもあたりがあったら上まで巻いてエサを確認。

噂には聞いていたが、確かにタチウオ楽しい。
大きいやつで引きがあるときはかなり重い。が、10メートルくらい無反応な時もあって不安になるがかかってるときはかかってる。ただし、3回くらいバラしもあった。
底の方で釣れることも多いが、最後の場所は明らかに下から10メートルのところで釣れていた。棚は探るべし。
多分最深で80メーターくらい。

必須
・竿(60号使えるビシアジ竿で良い模様)
・リール(2号巻き100メートル)
・でか天秤(購入済み)
・オモリ60号(購入済み)
・料理ばさみ
・ハサミ(エサ切用)
・針は300円。宿で買えばよい。
・付けエサは鯖とコノシロ。作っていってもいいかも。

締め方
メゴチバサミでつかんだままエラをハサミで切ると血が出てくるので、四角い給食のパン入れる奴みたいなケースに水はってそこで5分か10分血抜き。
生食用は、頭を落として腹をかっさばいてワタを抜く。肋骨部分の根本もしっかり指でしごいて抜く。ビニール袋に入れて冷蔵。
今回他のは、そのまま水なしの氷クーラーにつっこんだが、海水は入れた方がいいような気もした。次回は帰りに抜くってやつにする。
エラ切った後はそんなに暴れないし割と簡単だったので次回は全部血抜きはするつもり。

注意
マスターにもしつこく言われたが、タチウオの歯はマジで刃物。ぐさっとささるというよりはスパッと切れる。釣ったときは大丈夫だったのだが帰りに油断してクーラーの中のやつの頭をうっかりかすっただけで15分くらい血が止まらんかった。

■料理
結局、3人で18尾。長男と二人で3枚おろしで2.5時間くらいか。
二日目にゲストを呼んだので初日は味見。例の増量丼に。かば焼き+天ぷら+野菜天の丼と刺身半身分。あと白子。
二日目は夕食で、1/4身を一人6枚(1.5尾)調理、あとは刺身系2.5尾分で他にあまりおかずなしで全員が腹いっぱいになった。

<作ったもの>
・白子ポン酢 うまい。
・干物 ちょい塩足りなかった。鉄がうつるので網に載せるときは網をしっかり焼くべきだった。
・塩焼 ワサビが合う!
・刺身の炙り これが一番好評だった。脂ののっている頭側の身が良いと思われる。脂のじわーとしたのがたまらん。
・ささ漬け ウミタナゴとほぼ同じ。身の柔い白身はたいがいOKらしい。たぶんこれをあぶっても旨いはず。
・刺身 なんか全部あぶってしまってもよかったかも。
・天ぷら 好評価2番手。想像のとおりうまい。
・かば焼き アナゴかウナギのタレを流用すべし。タレは少し酒で薄めておく。網で焼いてから、フライパンに移してタレを絡めて煮詰めるが正解だった。
・巻き焼 尻尾部分の小さめのやつ。小麦粉まぶしたが要らんかった模様。梅シソとトマトバジル(大人はブルーチーズ)。子供には後者が人気。巻いて楊枝挿してちびパンで蓋をして両面2、3分中火。
・バター焼き 本家ウミタナゴ版があるので、これはやらんくてもよかったかもしれん。が、うまかった。
・フライ 普通にうまい。
・3日目は頭と尻尾で出汁を取ってラーメン。
・骨は一晩干してから80度で3時間焼いて出汁取り用。
・網に乗らなかった分は骨せんべいに。
・真子 塩振って漬け込中。適宜水を捨てているが、たらこもどきになるのかカラスミもどきになるのか不明。

干物とフライは残り冷凍。5,6尾分はありそう。来年は、5本くらいは刺身用にしたい。
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写真いろいろ撮りそびれた。