Sea World in San Diego



おおこれが、Sea Worldか!?さすがショーの国アメリカ。葛西等の博物館的な水族館とは対極にあるかもしれない。なのに博物館的なところもかなり充実していた。敷地が広くて1日でまわりきれない。今回は仕方ないのでショーを中心に廻ることになった。



SHOW
Showこそ人生。Showこそ全て。Show無くしてアメリカを語る事なかれ。動物の高度な訓練もさることながら、見せ方のうまさと壮大なスケールには圧倒された。水をかけたり、客をうまくショーに巻き込んで飽きさせない。

前座:

真打ち動物のショーを待って席取りしているお客様のために、必ず人間が「前座」を勤めます。このおねーさんは、アシカのショーの前座でコントしてました。イルカではおっさんのギター弾き語り、シャチではおっさんがシャチクイズとか。ですから、席取りのために早く来ても退屈しないのは良かった。そしてあくまで主役は動物。
スケール:

水槽でかい。
シャチでかい。
水しぶきもでかい。


スプラッシュ!

みんな、水かぶるの大好き。子供は水槽にがぶり寄り。そして、シャチもイルカもクジラもアシカも容赦ないサービス!サービス。ただし、気候がカラッとして乾燥しているので濡れてもすぐ乾く。しょっぱいけど。イルカのショーでは一番前に座ったため、デジカメが結構危険な状態になった。大袈裟に言うと、水をかけることによって観客をストーリーに参加させショーへの一体感をあおることができるのは大きなアドバンテージではないか。


バラエティー

みんな芸が細かい。プログラムも飽きないように良く練られている。特にアシカのショーでは、カワウソやトドの芸がストーリーにうまく組み込まれており感心した。カワウソは基本的に後ろ足で立って小物を持って歩いてきて帰るという単純な芸、トドはひたすらでかいだけ。でも、カワウソは話の切れ目にちょこちょこっと出てきてちょこちょこっと帰っていくのがかわいいし、トドは最後の大団円にのみ登場することによってエンディングをダイナミックにしていた。やっぱ工夫すれば違うなあと思った。


ペンギン


コウテイとオウサマ:
初めてコウテイ陛下に会った。でも、噂で聞いたほど大きくないぞ。なんか長崎のキングペンギンと変わらない気がしたのは何故?大きさで区別できないのでろば氏が首周りの模様で判別する方法を編み出す。この左の写真に写ってるのは・・・・
どっちか忘れた。
営業部長:
ここの営業部長はアデリーペンギンであった。ガラス近くに寄ってふらふらしたり、考え込んでみたり、いい味出していた。

エトピリカ系:

葛西臨海水族園にもいるエトピリカ。空も飛べるし水中も泳げるタイプの水鳥。
これも、ペンギン館併設の水槽にいた。葛西で見たときはこいつの泳ぎをみるた
めに何十分も粘った憶えがあるが、ここではなんともあっさりと盛んに泳いでいた。
スピードがはやくてデジカメで追いきれなかったのが残念。

サ メ


どうもアメリカ人は鮫が好きらしい。ここでも、鮫はきちんと独立して「サメ館」のようなものが設置されていた。入るとまずは水槽の上からサメを眺められる。そしてさらに地下に潜ると水槽の下にガラスドームに囲われたムービングロードがあり頭上を牙剥き出しのサメがゆったり通過するのを眺められる。


なぜか日本庭園(らしきもの)が、、、
日本のススキがあったり、何か意味不明である。

戦利品


ペンギンのピアス

ペンギン館で発見。購入。もちろんしづ用。

総 評


他にも見所は多くいわゆる「水族館」としてのレベルも相当高い。他には淡水魚館のようなところなどを見た。全部まわりきれなかったのが本当に残念だ。ちなみにまわりきれなかったのには3つ理由がある。
1.ショーを見たため一定時間以上ショーに時間を奪われた
2.展示物が多くとても全てを見る時間がなかった。
3.敷地が広く、移動にそれなりに時間もかかり疲れてしまった。
本当は3日がかり位でまわるべき施設だと感じた。ちなみにそれを見込んでか、ここでは年間パスポートが非常に安く購入できる。なんでも3回行けば元がとれるそうである。地元在住者はうらやましい限りだ。ただし、私はこのようないわゆる「Sea World」タイプの水族館に行っていないので(正確には幼少時に鴨川シーワールドに行っているのだが忘却の彼方)是非比較のため鴨川か八景島シーパラダイスあたりに足を運んでみたい。