伊豆下田海中水族館 98/07/19
珍しく今回は旅行のついでに水族館に行く。今回の目的は伊豆の旅館でうまいモノを食べて温泉につかることであったから。しかし、それだけではさすがに芸がないので、探してみると丁度いいところに水族館があったのだ。そんなわけで、今回はとくに大きな期待もなく入ったのだが、思いの外面白い水族館であった。 一般的な売りとしては、 「上下から見渡せる巨大海中水槽!」 「イルカに触れる!」 「アシカのショーもばっちり」 「アザラシ、ペンギンやラッコもいるよ!」 てなところだろうか。だが、鯖の特に気に入ったのは鮫の充実であった。
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ペンギンオウサマ、フンボルト、マゼラン、イワトビ、マカロニがいた。比較的左のオウサマの営業活動が評価できた。右側の青いのは、餌付け解説のお姉さんのズボン。彼女がもったいぶって説明をしているなか、しきりにこのように「えさくれー」とばかりに食いついたり、いきなり「くえーっ!!」とか叫んで話の腰を折っていた。正確に言えば営業妨害なのだが、お客さんはよろこんでいた。巧妙な手口である。 |
クジライルカに混じってクジラが芸をしていた。歯と目がめちゃくちゃ怖い。手を出しているのはお客さんだが、びびりまくっていた。 |
ゴマアザラシちょうど餌付けのショーを見ることができた。解説の人に色々いらん質問をした。体重はだいたい130kgくらいまでになるとか、 ヒゲは振動や音にたいして非常に敏感であるとか、 おなかを上にして泳いでるのは油断している証拠だとか、 野生のアザラシはそんな油断はめったにしないとか、 この水族館の飼育係のひとは質問を気軽にうけつけてくれてうれしかった。 |
サメザメ |
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下田水族館で一番面白かったのは、サメ関係が異様に充実していたことです。
ハンマーヘッドこそいませんでしたが、10種類近くのサメが紹介されていた。ここで孵化育成もされているみたい。ここでしか見れないというサメもいた。右側のは、孵化してから約一年を暮らすという袋入り娘稚魚状態。後ろから光を当てられてぴくぴくと動くのが観察できて感動した。数センチのネコザメもぷりちーだった。
他とにかく、サメやエイが多くて楽しかった。ラッコの食事も面白かった。水着で生け簀に入ってイルカに触れるアトラクションも別料金であるのでイルカ好きにはたまらないであろう。私はどうでもいいが。 |