カポナータ


ラタトゥユのイタリア版です。クッキングメーリングリストで教えていただきました。暖めても、冷やしてもおいしい。ちょっといじるといろいろバリエーションができて楽しいです。でも、いろいろいじりすぎて私のは正式なカポナータとは呼べないでしょう。でも、おいしいもん。野菜だけでここまで風味が出るとは驚きでした。残り物でいろいろリサイクルして2、3日楽しめるのもいいですね。

正統派(に近い)カポナータかなりあやしいカポナータほとんどミネストローネあとかたもないカレー 


正統派(に近い)カポナータ

材料:数人分
オリーブオイル (1カップ)
にんにく (2かけ)
鷹の爪 (2つ)
タマネギ (中2個)
パプリカ (2個)
なす (2本)
セロリ (1本)
ズッキーニ (1本)
ホールトマト (400g1缶) もしくは 完熟トマト同量
ローリエ (数枚)
生バジル (数枚)
塩・こしょう (適量)
下ごしらえ:
野菜類は1cm〜1.5cm角位に切る。
にんにくはみじん切り。生バジルはまだ切らないでおく。


1.野菜を1cm〜1.5cm角位に切る。
2.オリーブオイルをフライパンにいれて弱めの強火にかける。
3.野菜を順番に約五分間隔で投入油が良く回るようにじっくり炒めあわせる。順番は
  にんにく&鷹の爪 、茄子、玉ねぎ&セロリ、パプリカ、ズッキーニ。ここで、しっかりやらないとあとで煮崩れてしまう。
3.ホールトマト約半缶とローリエ数枚を入れて 水をひたひたにいれる。
4.約30分弱火で煮込む。絶対かき回しちゃだめ。蓋はしないが水分が飛びすぎるようなら適当に蓋してもよい。
5.最終的にはどろどろ。塩こしょう、刻んだ生バジルを散 らす。

食べ方:
暖めてパスタソースやハンバーグのソースに。トーストに乗せたり。冷やしてもおいしい。


かなり怪しいカポナータ


作るのが簡単とはいえ、カポナータの材料は入手しにくかったり高いものが多い(ズッキーニとかパプリカとか)。そんなときは思い切って代用省略の嵐。イタリア人だって許してくれるさ。

材料:数人分

正統派カポナータの材料 から
セロリ 茄子 ズッキーニ を省略。パプリカもピーマンでごまかしたり。
代わりにジャガイモと人参なんかを入れてみる。




作り方は、正統派と同じ。できれば茄子は省略したくない。が、ないものはしょうがない。じゃがいもでやっても意外に煮崩れないでおいしい。

ほとんど他人(ミネストローネ/カレー


水分を多くして、ベーコンとパスタをいれたらミネストローネになった。
カポナータの残り物に挽肉を入れてカレー粉を入れたらカレーになった。


ミネストローネ

材料:数人分

かなりあやしいカポナータの材料
茄子 ズッキーニ は必ず省略。唐辛子もなくてよい。

ベーコン数枚。
パスタ

作り方:
始めににんにくと唐辛子と一緒にベーコンを入れる。
煮込むときに水分を多めにしてふたをする。15分前くらいからばきばきっと折ったパスタをいれる。


挽肉のカレー

材料:数人分

余ったカポナータ
茄子は必ずいれる。
挽肉。
赤ワイン。
カレー粉。
しょうが1かけ
塩・胡椒

作り方:
前日はカポナータを多めに作っておく。
1.挽肉としょうが(すりおろすか刻む)を油で炒めて火を通す。
2.赤ワインをどぼどぼどぼっと入れて蓋をして10分ほど煮込む。
3.昨日の残りのカポナータと水を加えてさらに10分ほど煮込む。
4.カレー粉と塩こしょうで味を調える。



その他

冷やしたカポナータにピクルスを刻んで混ぜるとサラダ風。