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結局、今朝降ったのかな?
起きた時には既に雨になってたけど。

さて、私はむかーし、小学校の頃の冬休みの自由研究で 父と姉と一緒に雪の結晶のレプリカを作った事があります。
元々父は姉のためにやったらしいですが 姉にやさせりゃ 漏れなく私がついてくるわな。
正月の家族旅行で行ったカルルス温泉で 氷点下の外に黒いビロードの布、筆、プレパラート、試薬、等 全ての道具を外で冷やしておいて 夜中に3人で息をつめながら標本集めました。

今思い出しても とっても楽しい。
雪の結晶がとっても綺麗だったし 温度によって結晶の形も変わってくるというのも良く分かって 本当に面白かったのですよ。
寒かったけど。
また、作ったレプリカは本当に綺麗に形が残ってたし。

以前子供らと冬の北海道へ帰省したとき ふと思い出して 才蔵に「雪って綺麗な形してるんだよー」と 黒いジャンパーを着ていた才の腕をもって 落ちてきた雪を「息かけないように そーっと観てごらん」と教えてやると ちゃんと観れたらしく すごく驚いて、喜んでいた。
で、上記の事 才達にもやらせてあげたいなー。絶対食いつくよなー・・・・なんて思って ちょっと調べてみた。

あの時使った試薬は「1.2ジクロロエチレン 中に ポリビニールフォルマール を重量比で1~2%溶かした物」らしい。
父は よく化学室に置いてある茶色いガラス瓶1本を「すごいだろー」とばかりに見せびらかしていた。
絶対、自分で調合して作るなんて 器用な人ではなかった。

調べたら「有害なので 取扱注意」なんて書いてあるよ。。。

そういや、父はどーいうわけなのか 中谷宇吉郎さん関連の研究室に伝手があったらしく
「特別な薬なんだけど 特別に作ってもらってきた!」
とえらそうに自慢してました。
きっと 研究室の人に、お得意の人懐こい笑顔でお願いして分けてもらったのだろう。
ずるい・・・・・。