ぶくクーラー新調と100Vぶくドッキング

テナガエビ、ナマコ、カニは活かして持ち帰るのが原則。
そのために、エアーポンプ-通称ぶくが必要になる。
これら以外にも、小物を釣ってしまったときに、その日の釣果次第で最終的に持ち帰るかリリースするかを先送りにするために活かしは重要。
スカリも併用するが、バケツにぶくをセットすれば簡単に釣り場を移動しながら魚を活かせる。
エビ釣りやエサ用のモエビの活かしに専用のクーラーボックスも売っているが、高い上に小さい。
よって、安いクーラーボックスに穴をあけて使っている。

210328_123604.jpg

これは、釣りのために初めて買ったクーラーボックスで、横須賀海辺釣り公園の近くのポイントで2000円もしなかったやつ。
性能的には、発泡スチロールのトロ箱より若干ましなレベル。
なので、ちゃんとしたクーラーボックスを買ってからは活かしクーラーにジョブチェンジして使ってきた。

これの最も良いところは、蓋と取っ手が独立していること。
ロックを忘れて持ち上げようとしてもひっくり返すことはない。
また、両側のロックを外すと簡単に蓋が取れる。もっとも、これは雑に使ってきた代償で、ロック機構はずいぶん前に壊れ、ただの蓋の状態。
それでも簡単に外れるのは便利。

ということで、だいぶガタが来てしまったので買い替えようと思っていたのだが、同じタイプのクーラーが見つからない。
ほとんどの市販品が蓋と取っ手が一体なのだ。廉価版で蓋が取れるタイプにはまったくお目にかかれない。
実はこの一体型タイプを旅行先で買ったのだが、使ってみて、やはりこれを二代目に襲名させるわけにはいかないという結論に至った。

210328_124150.jpg

で、密林を探索して、数年前にやっと見つけた。なんと、どうやらこのタイプのクーラーはほぼこのメーカーのこの機種しかない模様。

サンカ クーラーボックス 12L ホワイト(370×265×265mm)レジャークーラー パラオ #150 日本製

だが、微妙に高い。廉価版にこの値段は躊躇する価格だった。で、価格トレースだけ設定して気長に待っていたらこの度晴れて2000円を切ったので即購入。

で、改造(というほどのものでもないが)。
センターにエアチューブを通す穴をあけて、ぶく固定用のマジックテープを貼る。

210328_110212.jpg

こんな風にセットする。

210328_110153.jpg

さらに、今回、小次郎導入により、車内で100Vが使えることになったため100Vぶくもセットできるようにマジックテープを付けた。
実は先代の100Vぶくが小次郎車内で使っている際、水没して壊れてしまった。
あらかじめ言っておくと、これは、蓋にロックが無いことと、蓋に固定する機構がなかったのが原因の不幸な事故である。不注意とかかんとかいう精神論が入り込む余地は1mmもない。
このぶくは腹に吸気口があるため、通気用に厚みを付けた板を貼った。これで不幸な事故も減るだろう。

210328_110253.jpg

完璧である。

210328_110238.jpg

なお、このクーラーに1点だけ不満がある。クーラー内が深緑色なのだ。
入れた魚が見にくくて写真も撮りにくい。
これが白になったら2000円台でも次を買うかもしれない。
白出して下さい。