鯖のぺーじ

長男。ちょっと前から自転車のサドルを高くしてくれと頼まれていたので、水道管レンチみたいな奴を持って調べてみた。ところが、見ると、よくある可動のてこみたいな棒を手で回転させれば良いタイプのものであると判明。

こんなん、ちょっと考えれば自分でできるじゃん。

とりあえず、あほか、こんなん自分で考えろ―！と突き返したが、うーむこりゃいかん。

鯖のポリシーは、小学生の間は、なるべく役に立たないことを一生懸命やって、勉強はまあ適当にそこそこにやっとけばオケということなのだが、こういうことに知恵や勘が働かないのはだめ。

親共働きの保育園、学童の子って、実はそうでない子より保護観察状態が長いという事実があって、それってそのまんまだと自律性つか自力生活力ちょっと下がるよなとは前々からわかっていたのだが、慌てることもないかと放置してたのが表面化したなぁ。

確かに、4年生の頃の自分と言えば、自転車自分で壊して分解して自分で直してたわ。親としてこの辺は逞しくあってほしいなぁ。かといって現状のレベル的にも時代的にもすぐに放置モードには移行できないので、とりあえず、鍛え直すか。
ということでこういう方針たててみた。うーん、まあ、当たり前の話だな。

1.子供にはなるべく自分のことや家のことを自分でやらせる。
2.初めてのことでもあまり教えずにやらせてみる。
3.やりかたを聞かれてもヒントは出すが答えは教えない。
4.途中、さっさとできなくても怒らない。
5.自力でできたら褒める。
6.結果のアプローチが最短コースでなくても、仕上がりがベストでなくてもとやかく言わず褒める。
7.やらせるときはなるべく部分でなくて全部やらせる。
8.全部やれそうなものを選んでチャレンジさせる。

とりあえずポイントはふたつ。ひとつは、教えすぎずにやりかたを考えさせる。それで遅くても怒らず付き合う。もうひとつは工程単位でなくて仕事単位でできることを増やしていくこと。今までは手伝いもやらせてたがちょっと歯車的。思えば、「ねー次何すればいいのー？？」みたいな質問されてムカっとしてた。仕事の与え方が間違っていたのだ。このような職場では優秀な部下は育ちません（痛）。

というところで、第一弾はやはり料理から

玉ねぎ切らせたり、ピザ生地いじらせたり部分的にはやらせていたが、トータルで一品というのをあんまりやらせてなかった（しづしづはたまにやらせていたようだ）。しかも、料理についてはちょうどあいつらの助けがほしいところなのだ＞釣りの弁当。
月に数回と言わず、行ける限りの週末は釣りに出かけるという体制が出来上がってしまったが、釣行時の食事がどうも不満なのである。結構朝も早いし、釣ってる間は少しでも長く釣りたいので食事は最短と割り切って、あえて手はかけないようにしてきた。よって、朝食は出がけにコンビニで買って、昼は現地のうまそうな定食屋か、昼で上がる時はコンビニかMacというのが定番。まあ、帰ってからが豪華新鮮素材だからそれでもいいかと。
だが、せっかくの毎週末の朝昼がそれではやはり悲しい＆コストが馬鹿にならないという気がしてきた。
じゃあ、作ればいいのだが、鯖は金曜の夜ってだいたいそんなに早くない。釣行の朝さらに早く起きるってのも限界があるししんどい。
で、そか、あいつらにやらせればやらせてあげればいいんだ。と気付いた。で、早速スタート

その１ポテトサラダ
やつらの好物な上に、電子レンジを使えば火も要らない。まずは、これを自力で作れるようになってもらおう。とりあえず2回くらい作らせてみた。まあまあである。あと3回くらいやらせればほっといても作れそうである。釣りでは朝これをパンにはさんだり、昼のおかずにする。まあ、毎回でもそう飽きるものではない。

【覚書・反省】
・玉ねぎ中半個スライス>スライサー（がー）使用。
・玉ねぎはざるにいれて数回水にさらして漬けておく。
・じゃがいも、中３個（小４個）。中４個だとでかかった。皮剥いて四割。
・ニンジン１本。皮剥いて輪切り。これスライサー使わないのなんでだっけ？
・ジャガイモ レンジで12分
・ニンジン　レンジで4分（ジャガイモに途中で足せば良い気がしてきた）
・キュウリ1本スライス。
・ボウルに入れてタマネギ、キュウリ追加。
・ガーリックパウダー、コショウ、マヨネーズを入れて混ぜる。

■長男
・良くも悪くも慎重派。
・タマネギを切るのが嫌い。目が痛いから。
・スライサーもなんとなく怖いらしい。
・だから、がーでやるほうが好きらしい。
・さらにスライサーでちょっと指の皮を切った。

■次男
・ジャガイモの皮剥きに絶対的な自信があるらしい。
・多分恐れを知らないのでやらせればなんでもやる。
・が、その分集中力がなく、平気でよそ見をしながら包丁を使う。

次回予定
朝食用ベーコンエッグ（長男）スクランブルエッグ（次男）
実はこれには物欲が絡む。つづく