稽古第2回

今回は多少慣れてきて残存記憶量がちょっと多いかも。
前半が社交ダンスと共用のため、スペースが小さく、間合いのわからない我々初心者はちょっと恐いかもと思った。

■ストレッチ(計5分くらい)
・手首を上下に10秒ずつくらいストレッチ
・片腕を上に上げて、もう片腕で手首を掴んで上に引っ張る
・左腕を右前に出して、右腕を肘の前に出して右にねじる(と逆)
・足開いた中腰で両手を膝に付けて、肩を左右にねじる
・壁に両手を付いて左右のアキレス腱をストレッチ

■刀礼
はじめと終わり各自行う儀式。前回も一応ならった。何で各自でやるのかわからんかったが、刀に挨拶をするという趣旨なのだそうだ。あとで考えて「とうれい」=「刀礼」とやっと思い至る。つーことは、家で練習する時も必ずやるべきなのか。刃を外に向けるのと中に戻すのがどうもタイミングよくいかない。
・3歩くらい下がる
・左足から膝を付いて正座
・右手で刀を帯から外す
・左手に持ち替える。
・左手を右斜め前に出し、そのまま右手に持ち替える
・空いた左手を鞘に沿って下げる
・刃を前にして刀を右前に立てる(20cmくらい)。
・そのまま左に寝かす(鍔が左体側線上)。
・下緒(さげお)を鞘の先を回して整える。
・左手・右手の順に手を付き人差し指親指で三角形を作る。
・刀に礼(素早く)
・右手左手の順で戻す。
・右手刀を立てて左手を添えて左手を鞘に沿って下げる。
・刀を帯に通す(終了時は振りだけ)。

と、書いたが、家で再現してみて、礼が終わってから、刀を横
に構えるステップがあった気がして来たし、このままやるとなんか
破綻している。何かが間違っているらしい。

■基本練習その1
1.正眼に構えて真っ向斬り
胸を張って。刺さったリンゴを遠くに放る感じ。正眼の腕はやや曲げる。柄頭と体は拳一つ分くらい空ける。視線は前。腹に力を入れるとぶれにくい。
2.袈裟斬り(左右)
右から左>左足前→斬りながら右足踏み込む。左から右はその逆。
3.逆袈裟(左右)
左から右>左足前→斬り上げながら右足踏み込む。
右から左>切上げた形でそのまま捻りながら刀を右帯あたりにもってくる。手はクロス状態になる。そのままクロスした左腕を引きながら右腕だけで斬り上げる。切上げた時は左腕は帯の位置。左足踏み込む。
4.横一文字
右腕を上にして両手をクロス、左腕を引きながら横一文字に斬る。相手の胴あたり(胸?)を斬るのでそれほど上でなくてもよし。
  
逆袈裟の左と横一文字が正直キツすぎ。


■基本練習その2
1.基本の型1
左足を踏み込みながら抜刀そのまま右足踏み込みつつ横一文字
左足踏み込みながら上段に構えて右足踏み込みながら真っ向斬り
敵付け(名前判明)をして右足を引きながら血振り
納刀。最後に柄頭を右手で支えて右足を前に戻して右手左手と下げる。

2.基本の型2
右足を踏み込みながら抜刀そのまま左足踏み込みつつ逆袈裟
右足踏み込みながら上段に構えて左足踏み込みながら真っ向斬り
敵付け(名前判明)をして血振り
納刀。最後に右足を前にだして右手左手と下げる。

ただし、足捌きの順序の記憶怪しい。
視線は始め正面→敵付け~納刀はで2m先くらい→その後遠くの景色を見る感じ
基本練習1・2が頭に入るとどうやら合同練習にジョインできるらしい。

■その他
刀の持ち方:逆袈裟の右の構えみたいなのが基本らしい。
刀の置き方:刃を外に(壁?)向けて置けばいいらしい。
鯉口を切る:鞘の口が鯉の口ということらしい。無外流は鍔の内側でこっそり切るのが流儀らしい。隠し切りみたいな名称があったが忘れた。
抜刀:
鍔が臍のラインに来るくらいに引き寄せて、鞘を引きながらなるべく正面に抜く。
納刀:
中指と親指で鞘の先周囲をつかむ。人差し指で鯉口を覆う。
3分の1くらい鞘に納まるまで柄頭が動かないのが理想。
栗形の位置で鞘の向きが正しいか確認。
左手親指は立てない(真剣だと指切る)。右手も小指立てない。
自宅での練習:
優先順位的には納刀。振りたければ座布団で膝を付いてやるといい。