今朝、刀ケースに入れて出社の折、会社の別部署の人に「居合い刀だろ」と看破される。う、何者だ。
ちなみに、ケースに入ると、釣竿にしちゃ短いし、ゴルフクラブともちょと違うし、とは言われるだけで、結局何が入っているか当てられる人は殆どいない。
さて、今回の稽古である。
私は稽古の正装(袴)でなく作務衣で参加している。服装は自由と言うことだし「作務衣って結構いいじゃないですか」とか言われたりしてまあ理論的にはこのままでいいのだが、今日になると同時期の新規入会者の人たちも私以外はみんな袴とか一式買っていた。小心者なので自分だけ作務衣というのもなんだかという気がしてきた。が、なんかここまでくると慌てて買うのは面倒だな。むーん。どうするかね。ま、いいか。
まずは、ストレッチ。さすがにこれは問題なし。
■刀礼
前回だいぶ間違い&抜けあり。修正版。
・鞘ごと刀を抜いて右手に持つ。
・左手に持ちかえる。刀は左横腰のあたり。
・3歩前進(終了時は下がる)←このへんあやしい。
・礼
・左足から膝を付いて正座
・左手を右斜め前に出し、そのまま右手に持ち替える
・空いた左手を鞘に沿って下げる
・刃を前にして刀を右前に立てる(20cmくらい)。
・そのまま左に寝かす(鍔が左体側線上)。
・下緒(さげお)を鞘の先を回して整える。
・左手・右手の順に手を付き人差し指親指で三角形を作る。
・刀に礼(素早く)
・右手左手の順で戻す。
・右手で刀を取り、中央膝から10cmくらいのところに立てる(刃は外)
・刀を右に30度くらい傾ける。
・左手を鞘3分の1くらいのところにあてて、すっとしたまで下げる。
・そのまま刀を帯に通す(終了時は振りだけ)。
始めに、座るまでの動作がいまだにあやしい。むう。奥が深い。脳が浅い。
■基本練習その1
前回とは若干違う角度でもう一度おさらい。
1.正眼に構えて真っ向斬り
あまり力を入れすぎない。正しい手の内を心がける。振り上げた時、鍔は頭上こぶし1個分くらいに。切先が水平よりちょっとだけ下くらい。私は下がりすぎらしい。
2.袈裟斬り(左右)
3.逆袈裟(左右)
4.横一文字
あと、歩き方の練習。逆袈裟の左と横一文字は相変わらずキツい。
■基本練習その2
1.基本の型1
手順の記憶はあっていた。始めに抜いて切るのが足捌きとうまく連動しない。
抜く時に勢い良く鞘を引くのがポイントらしい。
2.基本の型2
左足を踏み込みながら抜刀そのまま右足踏み込みつつ逆袈裟
左足踏み込みながら上段に構えて右足踏み込みながら真っ向斬り
敵付けをして血振り(足下げない)
納刀。最後に右足を前にだして右手左手と下げる。
手順間違い。修正。
■型
・左足右足の順で膝を付く
・座る
・尻を上げながら刀を抜く。その時足の指を地面に立てる。
・抜きながら左足を踏み出して横一文字(あれ?逆袈裟か?)
・膝を戻して上段に構える。
・右足を出しながら右に袈裟切り(あれ?逆か)
・切先を下げながら上体をそらす。
・半分まで納刀
・身体を左にまわしながら左足を股を開く感じで下げる。下げきったところで納刀完了。
・そのまま立ち上がる。
・左足を前に戻す。
・右手左手と戻す。
たぶんいろいろ違っている。
■その他
千鳥:練習時の陣形。横一文字とか横が危ない時に横にジグザグになって並ぶ。
納刀:
やや右に傾けていいみたい。
今日は昇級試験をやっていた。3級と1級だった。わしはいつあの領域に行くのか。
コメント