釣りキャンプリベンジである。
那珂湊港近くの「キャピタルオートキャンプ場」。場内でも釣りができるらしい。前回、田舎の「隣」という言葉に油断していろいろ自爆したので、電話して念入りにリサーチすると、今度は大丈夫そうである。ウキ釣りで十分つれるようだ。なので決めた。
釣りキャンプなので、釣りに時間が割けるように手抜き気味に、遠く釣果を期待するような献立で。
どうも那珂湊の魚市場はなかなかよいらしい。ハゼが300匹必要なのに299匹しかつれなかった時のためには大事な仕入れ場所である。
22日(土)
那珂湊魚市場に直行して買い物。ついでに昼食。わりと一般消費者寄りの市場だったが、値段も安く楽しめた。毛蟹(小4)1000円、キンキ(小6)1000円、まんじゅう貝(推定7kg)300円、あとは仲間が干物とかカマとか買い漁る。さらに、猫がいっぱいいて良かった。
キャンプ場に着く。ヨットの船着場みたいのが主たる業務らしく、その船着場のどこでも釣ってていい。那珂川の河口からちょっと入ったところでいわゆる汽水である。
キャンプ場としては、まあシンプル。日当たりも良く、2Mくらいの生垣で囲まれていて、風除けも十分な感じ。エサを買いに行ったり野菜買ったり設営してたら夕方になってしまう。早速夕食の仕込み。鯖家以外は風呂にでかける。
だいたい、夕食の下拵えが終わったところで、子供たちと釣りの下見にちょっと竿を入れてみる。
と、ウキの長さを調節しつつ10分くらいでもうHIT!長男と次男と交代で釣って30分くらいでハゼ6匹。思わず買い物中の2家族に電話で報告要れてしまう。いやいや明日が楽しみである。
夜:
・魚介味噌鍋
・洋風魚介鍋
まんじゅう貝(?kg)
キンキ(小6)
毛蟹(小4)
・ごはん
・まぐろカマ、尾の身焼き(Kママ)
・まぐろカマの中落ち刺身(Iパパ渾身でへずる)
別に同じ味鍋でよかった気がした。10inchダッチでふたつ作ったが、余った。3家族なら、12インチ一台で良さげだった。それにしてもまんじゅう貝安すぎ。アサリやハマグリのついでにかかる外道らしいのだが。
砂吐かせるのを忘れたことに口が開いたときに気づく。みなさん、汁の残りの沈殿は食べないでください。ということで。でも、味は悪くない。良い出汁が出た。ちょっと固い。
23日(日)
朝:
子供:ホットケーキ(しづしづ作)
大人:スコーン・・・を鯖がひっくり返して60%損壊させる
魚介スープにトマト缶入れて変形
食べたら早速釣りである。みんなで釣りまくってハゼ約50尾。やはり釣りは釣れた方が楽しい。子供たちも十分楽しめたであろう。
昼:
鶏ラーメン
ハゼのから揚げ
釣果ハゼ約50匹。もちろん喰う。 Iパパとさばく
9割方10センチクラスであったため、骨外しに苦慮。てんぷらは断念して骨ごとから揚げにする。
小麦粉と塩胡椒とガーリックパウダーとクレージーソルトを適当に混ぜたやつをまぶして揚げた。うまかった。大きいのは3尾だけ刺身にしてみた。しょうが醤油で。雰囲気プラスもあってかうまかった。
ラーメンは手羽元のスープを作って、麺はのびるのを心配して永谷園の煮込みラーメンというのを使ってみたが、別に普通のインスタントでよかった気がした。まあ手ごろな手抜きである。
そして、買出し。市場へ繰り出す。物欲番長の秋葉巡りさながらに物色する。
おやつ:
ワッフル(しづしづ作)買出しに行っている間に子供らに殆ど喰われる。
夜:
蛸飯
まんじゅう貝の味噌汁
味醂干しとか干物とか
マグロのカマにへばりついた刺身とか(Iパパまたもや渾身)
さらに手抜きを進めて、炊飯と味噌汁作ってあとは干物とか焼くだけ。
そして寝る前に、もうひと釣り。
才蔵とIパパがセイゴ(スズキの幼魚?)20センチクラスを釣った。あとはハゼ。さらに、Yちゃんが浮遊する大型のセイゴ(既にスズキかも)を針に引っ掛けて釣り上げる。どーすんのよ。これ。
子供を寝かして、明日の鶏粥のスープを取って、焚き火でだらだらしてから寝る。
24日(月)
朝:
・干物の残り
・鶏粥
・蛸飯の焼きおにぎり
・セイゴの塩焼き
鶏粥は、12人だとやはりちょっと足りないか。12インチでご飯3合。米これ以上だと水分たらねーんだよね。でも朝にはうまいよね。鶏粥。
セイゴは、Iパパがエラと内臓を掃除してくれて鯖が塩焼きにする。うまいなぁ。これもっと釣りたかったなぁ。
そして、おみやげ買いに市場によって帰る。
楽しかったが、市場は毎日行くのは無駄かもと思った。釣りの時間が減る。
料理ももっとうまく手抜きしないと、まだまだだと思った。
しかし、自殺行為のクリスマスキャンプ以来の初冬キャンプであったが、今回は随分快適であった。
天気が良かったのもあるが、最終日なんかは朝霜がおりていた。しづしづの湯たんぽ作戦大成功といったところか。思わず来月の計画をたてたくなってしまった。
コメント