9月は例の5連休である。例の3家族は当然のようにキャンプを企画する。で、Yママにちょっと海釣りできるキャンプ場を探すように頼まれる。何件かネットで調べるうちに、鯖の変なところのスイッチがはいる。8月1日(土)から1週間、才蔵と次男は北海道のしづしづ実家に遊びに行く。8月1日(土)朝、奴等を羽田までクルマで送りに行ったその足で、9月キャンプの下見にGO!ついでに釣りもするかね。あいつらいないから初の夫婦でデートキャンプじゃん。おおお。
で、有力候補のうちの一つの真鶴の根府川近くの海沿いのキャンプ場へ。
1時ごろに着いて、とりあえずテント張って、近くのレストランでめし喰って、徒歩5分の24時間釣具屋で餌買って来る。
目の前で釣れるのを期待していたのだが、釣れそうなのはテトラ帯で波がそこそこ激しく、砂利のところは磯遊びにはちょっとという感じで、どのみち子供達では無理そう。自分らもちょっとめんどくさそう。
なので、まずは近くの江之浦港へ繰り出す。ちなみにこの辺の漁港はオンシーズンは清掃費という名目で漁港使用料1000円を駐車代込で支払うことになっているようだ。
結果は、
ネンブツダイいっぱい。ベラいっぱい。餌とられまくり。
しづしづは何尾か喰えるのを釣ったが、鯖はネンブツ、キタマクラと縁起悪コンビの連続攻撃の元、
まさかの実質ボウズですよ。
で、18:30くらいにしくしく撤退。
合計、キュウセン(小) 2尾 ササノハベラ(小) 2尾。ちょっと晩飯寂しそう・・・・。
くそー、カニでもいねーのかよ!?
・・・・・いたよ
駐車場近くのヘチを懐中電灯で照らしたらドンピシャで手のひらサイズのイシガニ発見。即、網を引きずり出してゲット!
やったカニ汁も付いたよ(切実)。
ということで、かなり粘った挙句、遅くなってしまったのでご飯を炊くのは諦めて、コンビニに寄っておにぎりと豆腐だけ買う。
本日のごはん。煮付けとカニ汁(調理前の写真取り忘れ)。
煮付けは食べ残ったアラと煮汁をお湯で割った汁も飲んでみる。うまー。(行く直前にテレビでメバルでやってるのを見て真似た)
そのあとシャワー浴びて、もう一杯飲んで寝る。
うーむ、こういうキャンプもあるのだなぁ。
質素なようで意外と豪華だな。
だが、このキャンプ場135号線のまん前で夜も相当クルマの音が相当うるさかった。減点。スタッフのおばちゃんたちは感じよくていいんだけどね。
翌朝、5時半くらいに起きてご飯を炊きながら撤収準備。
カニ汁の残りとご飯で朝飯。
この辺で恒例の雨。急いで撤収。7時出発。このまま帰ってもよかったのだが昨日実質ボウズだった鯖が駄々をこねて再度釣りへ。
雨の中、昨日とは反対方向の米神漁港へ。
小さい漁港だが、駐車場が135号の高架下にあり、結果的に今日のような雨の日にはうってつけである。鯖ナイスチョイス(偶然)
他にも避難民がそこでまったりとバーベキューとかしている。
で、ここも小ベラとネンブツダイ集団。かいくぐってベラとか超木っ端メジナとか釣る。
11時くらいに朝の残りご飯のおにぎりを食べて、継続。餌が切れたらでその辺のカニを潰して餌にしたらまた釣れたり。
一時イワシも回ってきていたのだが、うちの竿では届かず。浮きつけて投げるのも面倒で止めた。イワシは効率よく100匹以上釣りたいので(アンチョビ要員)。
まわりでは蛸とかも釣れてた。
二人とも時計も持たずに釣り続ける。まあ、このへんで勘弁してやるかともどったら16時過ぎ。げげ、14時くらいと思ってたよ。
急いで撤収、着替えて、小田原でコンビにで氷買って帰る。コンビに寄るために西湘バイパス?を避けたのが良かったらしく帰りは2時間かからずに家に着いた。
さて、二日目の釣果。
ベラは全部キュウセンだと思ってたが、帰ってから調べると半分以上はニシキベラとササノハベラであること判明。&昨日しづしづ、以前真名瀬で鯖が釣って、勝手にカサゴの小さいのと思っていたのがいるのだが、今回まちがいなく極小カサゴっぽいのが釣れ(リリース)たので、調べてみると、どうやらササノハベラの幼魚らしい。
ササノハベラ
ササノハベラ(幼:すいません。今度からリリースします)
ニシキベラ。確かに色すご。
ベラは最小の4匹を唐揚。残りは煮魚に。
超木っ端メジナはおろしてショウガと味噌とネギと叩いてなめろう風に。アラは味噌汁に。
ニシキベラは気持ちキュウセンと比べてちょっと癖あるかもと思った。ネットで調べると「色的に調理する気にならない」という声が多く実際に食べたという事例が少なかった。しかも焼いても揚げても煮ても残るんだよね。この色。味的には問題ないけどね。
なめろう、味噌汁はアタリでした。またやろう。
【釣果まとめ】
<お持ち帰り>
8/1:
キュウセン 2尾
ササノハベラ 2尾
イシガニ 1パイ
8/2:
小メジナ 3尾
キュウセン 6尾
ササノハベラ 4尾
ニシキベラ 8尾
<リリース>
ネンブツダイ 十数尾
極小ベラ 十数尾
極小メジナ 1尾
キタマクラ 4尾
アイゴ 1尾
小カサゴ 1尾
冬とか春とか、あんまり魚のいないときに釣りをしていたときは、「餌取りを避ける」なんて話を聞くと、なに贅沢言ってるんだと思ったもんだが確かにこいつらはやっかいであった。
総括・反省:
・二人キャンプって楽。だが、もうちょい食材とか準備してけばよかった(野菜とかご飯とか)
・今回は「ベラ祭」ということで。べらさいじゃないよ。
・夏は餌取り対策を協議すべし。
・5mくらいの竿も欲しいなぁ。
・時計くらい持てよ(わしら)。
・米神漁港に繰り出すなら、キャンプ場は不要で、車中泊でここで炊事すりゃOKじゃん。これアリ。
・キャンプ飯を釣果に完全依存するときは、カニ網とか蛸仕掛とかで可能な限りリスクヘッジしたらよいと思った。
・雨でも釣れれば楽しい。
コメント