今回のキャンプで、かなりパワー不足が露呈してしまったST-301
スタンドと組み合わせて使う場合、車内では問題なかったのだが、寒冷の屋外では、熱源との距離からエネルギーロスが大きい模様。ボンベは寒冷地仕様を使ったのだがそれでもカバーしきれなかった。屋外最強シングルバーナーはコールマンのホワイトガソリンタイプに譲るとしても、2番手としてもうすこしがんばってもらいたい。でないと、タフまるジュニアにその座を譲ることになりかねない。鯖がうっかりボタンを押しかねない。あぶないあぶない。ということで対策を考えた。
1.スタンドを低くして熱源に近づける
現在、熱源とスタンド網の間には2.8㎝の距離がある。これをぎりぎりまで近づけたい。ちょっと太くてハードルは高いが脚を曲げて短くしてはどうか。逆にバーナーの下に厚めのコースタを置く手もある。それならハードル低い。ど思ったのだが、網を囲うこの部分がゴトクと干渉して今より1センチも近づけないことが判明。そうなると買換えるしかない。ひよが今のより1センチ背丈が低くて囲いが5mm狭い奴を見つけてくれた。これだとほぼぴったり1センチまで近づける。値段も1100円と安い。さらに、これにすると今のスタンドの折りたためない問題も解消する。とりあえずこれは候補にできそう。問題は安かろう悪かろうで変なのに当たるとがたついたりすぐ壊れたりするらしい。
2.風防を付ける
外側からバリケードのように囲う折り畳みの風防が市販されており、100円ショップの安い奴も持っている。ただし、安定が悪いし確実に鍋やフライパン操作の邪魔になるのであまり使いたくない。なので、バーナー部を囲うタイプの風防を検討。ほどなくST-301にも装着可能な市販品を見つけたが、2300円と結構高い。さらに探すと、0.1mmのチタンプレートをアルコールストーブ用の風防として加工しているひと発見。これは楽しそうだしやってみたい。ただ、チタンプレート自体が2000円ちかくかかるのであまり変わらない。これはコスト的にちょっと保留。
3.ゴトク安定プレートを設置する
スタンドを使うのを止めて、五徳の上に刀の鍔みたいな金具をのっけて五徳を安定させる作戦。五徳自体のがたつきを解消できない可能性はあるが、裏に溝が切ってあるのでフィットすれば安定しそう。直接乗せるので熱源距離は最短。候補はパール金属の2種類。鉄製の薄い奴と鋳鉄製のちょっと厚い奴。どちらも家庭用のコンロで底の小さい鍋を安定させるのがメイン用途の商品。金額はどちらも900円前後。安い。鉄製の薄い奴はこが丸の安定化用にも人気。ただし、熱で変形するとのレビューが一部であった。鋳鉄製はあまりアウトドアコンロでの使用レビューはないが、変形のレビューもない。ただ、むきだしのとホーロー加工のやつがあってホーローのは滑る問題があるらしい。アウトドア実績の鉄製と剛性重視のむき出し鋳鉄。どちらか悩んだが、鋳鉄のが重くて安定化効果もありそう。ということで鋳鉄五徳プレートを候補にした。
ということで、1か3で悩む。外れリスクはどちらもある。が、考えてみたら五徳プレートはハズレだったとしても最悪カセットコンロの五徳安定化や自宅キッチンのコンロでも使えそうだ。ちびスキレットで鉛のオモリを溶かすときとか。ということで鋳鉄五徳プレートを発注。
来た。
こんな感じでセット。
確かにバウルーも安定。まずはこれで検証。あと風防は引き続き検討。
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