実は数カ月前、近所のアンティークショップで、小型のカセットコンロを見つけた。
IWATANI カセットフージュニア CB-JRC
224×190×104
2.1kw(1800kcal/h)
500円。安い。
デザイン的にはかなり旧型だし何の変哲もないIWATANI。最近流行りのロータイプではないがコンパクトなのがいい。小次郎の室内で使うのにちょうどよさそうということで買ってみた。今まではSOTOのST-301を使っているが、こっちの方が手軽かもしれないという判断。実際に車内で使ってみると、小さくてもカセットコンロ。安定しているしボンベのセットや着火も楽。ホットサンドメーカーもうまく乗る。火力はちょっと弱いが別に強火力が必要な調理はしないので問題なし。総じて悪くない。ていうか、良い。ST-301と両方積んでいるが車内ではこちらに手が伸びてしまう。
一方、ST-301の着火ボタンがあまり効かなくなってきた。さらに、スタンドとセットで屋外利用すると予想外に火力不足であることが発覚。とりあえずはST-301の改良策を実行中だが、このカセットコンロをメインにするという案も検討することにした。
カセットコンロをいざ使ってみると、大きく3つのメリットが光る。
1.組み立て、設置が楽
特に組み立ては要らないし、ボンベもマグネット接続式だし、四角なのでレイアウトもしやすい。
2.安定している
五徳が大きくぐらつかない。シングルバーナーは五徳が小さかったり、ぐらついて頼りないのが多い。ST-301は大き目だが3脚でぐらつきがある。それとくらべるとカセットコンロは動かざること山の如し。
3.それほど背丈が高くない
シングルバーナーでOD缶の上に接続するタイプは背丈が高すぎて嫌。カセットコンロは程よい高さで、レイアウトもしやすい。
非常に魅力的である。ただし、難点もある。
1.火力・耐風性
屋外使いのメインにできるかというとやはり火力が不安。3KWのST-301にはかなわない。さらに、外使いでは結局風防なども必要そうだ。
2.見た目
やはりカセットコンロ。あんましアウトドアっぽくなくてちょっと萎えなくもない。
この辺を改善するいいやつが他にないか探してみる。まず、このカセットフージュニアの後継機から探す。ふたつ見つけた。ただ、どちらももう終売のようだ。
アイコンロ・ジュニア IA-JR-2M
255×203×90
2.1KW(1800kcal/h)
カセットフー エコジュニア CB-ECO-JR
243×191×90
1.74kW(1500kcal/h)
IA-JR-2Mはちょっと低床だがちょっとでかい。CB-ECO-JRは低床でサイズも小さめだが火力が弱い。低床は魅力だが1センチ程度だし、その分、大きい鍋を置くと鍋底とボンベが近くなりすぎるのであまりメリットなし。どうもこいつらはダメなようだ。終売なのはそういうことか。別のを探そう。探そう、というか知ってた。
カセットフー"タフまるJr."CB-ODX-JR
2.3kW(2,000kcal/h)
286×193×122mm
まあ、欠点をほぼカバーしている。ST-301ほどではないが少し火力がある。そして、風に強い(っぽい)。タフまるというだけのことはある。見た目も良い。この手のタフ系デザインは個人的に好き。少しでかいが小次郎の収納スペースには問題なし。許容レベル。車内だけで使う前提だとメリットは特にないのだが車内でも使えてかつST-301の代替候補としてはこいつで間違いなさそうだ。吉祥寺で実物も見てみたがいい感じだった。ちょっとほしい。が、ちょっと高い。まあ買うほどではないか。
まずは、CB-JRCでがんばれることはないかやれるところまでやってみよう。
とりあえずステッカーをはがしてみた。商品名ロゴシールと、横の取説シール(大したこと書いてなかった)。技適シールみたいのはなんとなく残した。
ちょっとしゅっとした。にゃんこかペンギンのシルエットシールでも貼ったらいいかもしれないがそれはまあマストではない。あとは風防だ。割と側面がフラットなのでアルミ板とか加工してマグネットで付けたら簡単にできそう。まずは、極厚アルミホイルで試作して効果検証してみようと思うが、風防はST-301が先か。とりあえずここまで。
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