アメリカで食べる


アメリカ旅行に行った。サンディエゴはLoba氏の元下宿先のBanes宅でいろいろご馳走していただきました。また、Loba氏の厨房で料理とかさせてもらいました。あとは、外食が主でした。 外食は、おいておいて、とりあえず家庭料理や食材についてちょっと面白かったことを報告してみます。


スーパーマーケット


やはり日本では高価な野菜が非常に安価に並んでいました。ハーブは大葉のような価格だし、パプリカ、ナス、ズッキーニは日本の半分以下の価格だったと思います。あまりの感動に思わずカポナータ作ってしまった。生のブルーベリーやラズベリーも当然のように売っているし、いいなぁ。中華食材屋に行けば大方の日本の食材も手に入るようだ。

ハーブが生えている


スーパーにはとても安い値段で豊富な種類のハーブが並んでいた。仕方のないことだが日本とはえらい違いだ。面白かったのが、あちこちにローズマリーやミントが勝手に生えていたことだ。ハーブも所詮雑草だということを思い知らされた。結局、Mrs.Barnesが庭に生えているローズマリーを(存在を知りながら)使わず市販品を使用していた理由は、私の会話力では判明しなかった。あな情けな。

赤枠がローズマリー(Barnes邸の前) ミント(グランドキャニオン)

Barnes家で多用されていたハーブのうち見慣れなかったのがシラントロ。三つ葉に似ているが香りはかなり癖がある。Mrs.Barnesには「サルサ」作りには必ず入れるようにいわれた。でもって、日本に帰ってから調べたら シラントロ=コリアンダー=パクチー=香菜 ということで、結構八百屋に並んでいた。まあちょっと高かったが。

家庭料理
Barnes宅では朝食と夕食を何度かご馳走になった。朝は、ドーナツ屋のドーナッツとシリアル+卵料理みたいな風。オムレツにサルサをかけて食べるのがおいしかった。Mrs.Banesの自家製「サルサ」はとても美味。レシピを習ってきたので自宅で作ってみてからまた報告したい。シリアルは3種類おいてあったがやはり意外といけるものも、もう食べたくないものもあった。夕食は、メキシコ料理、ステーキ、ラザニアなど。ライスプティングもおいしかった。ラザニアはホワイトソースを使わないレシピで、これも後で試してみたい。


ろば宅での実験料理


まず、野菜がとても安かったのでLoba氏にだだをこねて「カポナータ」を作らせてもらいました。材料の野菜は日本のそれと比べてでっかくて頼もしい野菜で作り甲斐がありました。しかし、とても残念だったのはコンロが電気だったこと。火力不足で悩みました。どうやらこちらはコンロもオーブンも電気が主流らしいです。コンロは4口だしオーブンはでっかくて立派なんですけどねぇ。Barnes邸でもテレビでたまたま見た料理番組でも電気でした。残念というか、これだけは鯖家が勝ったとか思った。
次に、こちらではとても安価にロブスターが食えるということだったので、スーパーで巨大なロブスターとダンジネス蟹を買い込んで蒸して食べてみた。ロブスターは本当に巨大であった。そして、Loba氏から聞いてはいたが巨大な大味。大味という言葉の真の意味を初めて知った思いだ。食べたこと無いがきっとザリガニもこんな味に違いない。なにしろロブスターは辞書を引くと「ウミザリガニ」と書いてあるのだ。ミソは一緒に作ったグリーンカレーにぶち込んだ。そして持て余し気味に次のダンジネス蟹を食べると、これが思いの外うまかった。こりゃいける。Loba氏もロブスターとダンジネスを同時に食べるのは初めてだそうで、味の差に改めて驚愕していた。彼は恐らくもうダンジネスしか買わないのではないかと思った。

でかい。45$。普段はもっと安いそうだ。 豪華絢爛。しかし味はハリボテ。後ろはロバ夫婦特製マーボ豆腐。味も本格派。 こちらは10$。うまい。

外食


ハンバーガーではLoba氏お勧めのIN-N-OUTのハンバーガーがおいしかった。やはり、実感として量が多いのは感じた。それから、パスタ他麺類を食べて思ったのは「アメリカ人はどうもあまり食感をきにしないのではないか」ということだった。