逆襲の焼秋刀魚

買いだめの備長炭が切れたので新しい炭を買った。
はじめ、備長炭がみつからず、まあいいかとホームセンターで黒炭を買ったら大失敗。
煙と臭いがひどくてとても室内での実用に耐えない。

ネットで、あれこれ備長炭を検索してみると
http://www.maki-sumi.com/
あたりが安そうだったので、ここにおすすめは無いか相談してみた。
そしたらやたら親切にいろいろ説明してくれて、どうやら私の使い方だと
オガ炭(みなと備長炭)というのがいいらしい。
なんでも、おが屑を圧縮したものを備長炭のように処理したもので、しかもここのは安定したおが屑を使っているのだそうだ。なにしろ、弾けない、臭わない、備長炭ぽい使い心地だそうだ。見た目の風情がイマイチなのも私は別に気にならないし、その上安い。
なんか、対応がとても好印象だったのでここで予約して買ったのがこれ。
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慣らし運転に、ヤキトリしてみたが、なかなかいい。サイズが一定しているので扱いやすい。
さすが、焼肉屋で人気なのもうなずけるというものだ。確かにいやな臭いも無いぞ。備長炭の時にあった跳ねも全くなし。ちなみに、上記サイトのご説明によると、備長炭は粒子が細かいため、湿度を含むと簡単に抜けなくなり、むしろ弾けは起こりやすいのだそうだ。なるほど。

さて、今年は秋刀魚が獲れすぎだそうだ。食わねば。
ダッチオーブンには騙されたが、長年の付き合いの七輪は裏切らない。

1昨年だかにdancyuに載っていた秘伝に従えば失敗はないのだ。秘伝とは、このように
秋刀魚の真下に炭を置かないこと。
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これで、炭に脂が落ちて出る煙が90%抑制できるのだ。
これやらなかったときはあっというまに脂の火で秋刀魚黒焦げ&中は半生という最悪の事態。
でもって、秘伝のお陰で
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うまい秋刀魚が食えた。満足。