昔よく利用した伊豆の旅館に会員登録していると、年会費と引き換えにニューサマーオレンジ
をどっさり送ってくる。最近宿の方は殆ど利用できないが、これだけでも完全にペイしているので
毎年更新している。そして、オレンジはマーマレードにしている。
一昨年は、最後の最後で鍋を焦がしてスモーキージャムになり泣いた。
昨年は、うまくできたのだが、レシピをメモし忘れた。
なので、今回は忘れず成功事例をメモりたい。
2個だけ食べたあと残り全部で4.8kgをジャムに
サイトを検索するとレシピでは重量の33%~100%
33%ちょいで作ってみる。が、不足を感じて400g足すことになり、結果 2kg 40%
あと、酸味に不足を感じたので100ccレモン汁投入した。
5/14(Sun)
--------------------------------------------------------------
21時くらいに始めてやはり0時までかかる。
1.包丁で4つ割りにして、外皮と実を分ける。
2.外皮を包丁で刻む。3mmくらい?
ここまでふたりがかり。
3.外皮をパスタ鍋で茹でる
沸騰>湯を捨てて水を入れる×3回 そのまま
4.実を手で絞って果汁と果肉を取る。>麦茶ポットと軽量カップに入れ冷蔵庫へ
これが一番面倒だった。果実絞り器欲しい。ハンドジューサー1000円しないらしいので来年は買おう。
5.残った皮と種を鍋にいれて水を張っておく。
--------------------------------------------------------------
5/15(Mon)
--------------------------------------------------------------
19:00スタート。子供らの相手などもするため、適宜中断しながら。結局2:30AMくらいまでかかる。
6.外皮の水を捨てる。
7.皮と種の水を捨ててもう一度ひたひたに水を入れる。
8.皮と種をくつくつ煮る(30分)
9.皮と種を漉してペクチン汁を取り出す。
10.外皮にペクチン汁と果汁と果肉を投入して、弱火。
11.15分ごとに砂糖投入。このあたりで、鍋限界ぎりぎり。
12.適当に浮いてきた泡をすくう。
13.煮詰める。弱めの中火でいいみたいだ。15分ごとにタイマーでアラームをかけて様子をチェック。
14.色が飴色になって、鍋から6~7cmくらいのとこまで煮詰まったところでストップ。
15.湯をわかして、壜を消毒。
16.壜に移して蓋をしてそのまま冷ます。
煮込み時間は概ね4時間くらいか。
はじめ、ごく弱火だったので、これを弱めの中火にすれば3時間くらいで問題なく片付きそうな予感。
--------------------------------------------------------------
結果:
実はまだ固まり具合をチェックしてない。とろとろだったらどうしよう。
大抵のレシピを見ると、スプンで一部すくって冷やして固まり具合を見るとあるが、
去年も、冷やしてもその場では固まらなかったが、まいいかと終了したらうまくいってたので
今回も倣ってみたがどう出るか。下手するとこれ失敗事例の記録。
びくびく。
こまばやし
...す、すっごいちゃんとやってるのね。。
saba
え?そうなの?
何かナイスな手抜きレシピあり?
な
差しさわりが無ければお教え願えないでしょか? > 伊豆の旅館
昔のDanchuからのジャム全般情報:
・砂糖は全体の40%(=材料比で66%)以上にすること
・煮詰めの最後は強火で「砂糖がカラメルチックになるような温度」にすること
・固まり具合は、少量をスプーンで取って、冷やしたボウルにあけて調べると便利
ジャム類でレモン汁を足すのは、ペクチン質が足りない場合(確かキウイ辺り。たぶんイチゴも)に足すのが目的。
酸味の追加はあまり気にしなくて良かったはず。
かんきつ類のマーマレードは「苦味を取る」方に神経を使うべし、とDanchuにはあったけど、かな象は確か「茹でこぼしせんでも平気」と言っていたよな気がする。
抜かり無しと思いますが、煮沸消毒は「蓋」もやること。
こまばやし
どっかに書いたと思うが、私は基本は
・洗って計る →このときの重さの4~6割の砂糖を用意する
果肉の甘さによって砂糖の量は調節。
・皮刻む→水にさらす。
大きさをそろえるのがポイント
・薄皮から実(身?)取り出して大雑把に刻む。ほげほげはついたままでもいい。
薄皮がやわいものの場合(清見オレンジとか)この工程は不要。
いきなり刻んで煮て大丈夫。
・種は別にとっておく。
・刻んだ皮をがしがし水洗い。米を研ぐみたいにごしごしがんばる。
何度か水をかえながら洗うとそのうち水が澄んでくるので、そこまで頑張ると
苦味はぬけている。がしかし、わたしは苦みは残したいのでここまでやらない。
・砂糖&苦味抜きした皮&大雑把に刻んだ果肉をだぱっと鍋に入れて、
・種を出汁パックにいれて(ペクチン出したいとき)
・煮る。
途中で適当に種は取り出す。
だけ。
ただ、これだと苦味は抜けてるけど皮が固い場合があるんで、皮をゆでて
苦味抜きをやることもある(モノによる)。皮が固くて歯ごたえがあるのも
好きなんで、わざとやわくしないことも多いけど。
どれくらいに煮あげるかは、、、、うむー、適当。野生のカン次第。
こまばやし
で、↑この作り方で、甘夏2~3kgで作るとして3~4時間かなあ。。。。
皮刻むのと、果肉を取り出すのに時間がかかるであるよ。
多分、煮てるのはせいぜい40分。
saba
帰って見たら丁度いい固さだった。よかった。
そか種袋に入れてやればいいんだ。
結局、ペクチン用に煮出した湯を煮詰めるために
時間がかかってるんだよな。
来年からそれでいこう。
>・固まり具合は、少量をスプーンで取って、冷やしたボウルにあけて調べると便利
前述もしましたが、その場でこれやった時と、完成した時の固さと違う気がするですよ。
ちなみに、宿は、伊豆 桜田温泉 山芳園つーとこです。
料理うまくて湯は原泉で快適でいいですが、まわりになんもなくてしかも料金高目です。
な
> その場でこれやった時と、完成した時の固さと違う気がするですよ。
それは、「その場での冷やし方が足りない」んだと思う。
ボウル2段で下に氷水入れて、上にジャムを垂らしてしばし放置、くらいでやるとちょうどいい。一見「冷やし過ぎ」っぽいけど、粘りのあるモノの真ん中まで冷ますにはこのくらいした方がよろしいかと。
普通に水冷のみにすると、
その場での固さ < 開封時の固さ
になることが多い、という経験値から。
sayaka
毎年、実家で取れるレモンでレモンママレードを作っています。
>>そか種袋に入れてやればいいんだ。
私は初めての年、煮沸消毒した薄手医療用ガーゼを2重にして種袋にしたところ、
ペクチンがうまくガーゼからでてこなくて、ガーゼの中だけドロドロという悲劇がありました。
翌年からは、1重ガーゼで対応しています。
はらぼう
外野よりすみません。
マーマレードが作れるなんてすごいっ!
毎年、イチゴジャムなら作りますが、これは鍋にいれるだけなので。。。レシピ、重宝します。早速、試してみたいです。
saba
おお。みなさまのコメントでほぼ来年のサクセスストーリーがイメージできたです。ありがとう。
はらぼうさん。マーマレードは手間かかるだけでそんなにすごいもんじゃないと思いますですよ。私が根性入れて作るのは量が多い(5kg)=失敗した時のダメージが大きいという理由です。2,3個で作るならもっと冒険的に>挑戦的に>適当に>いい加減にやることでしょう。
とにかく、来年は果汁絞り器で果汁を絞って、ペクチンを種だけで抽出、種は1重ガーゼかだしパックで抽出、固まり具合は強烈に冷やして確認で楽勝。
な
問題は、来年の着手時にここを思い出せるか? に尽きます。(笑) > 来年のサクセスストーリー
> マーマレードは手間かかるだけでそんなにすごいもんじゃないと思いますですよ。
御意。「すごいマーマレード(ってどんなんだ?)」を作るなら別ですが、ありふれたモノです。むしろ、防カビ剤使用な輸入モノを使わない、とかいった材料への気配りやそれに付随した入手方法の探索とかが大変。> 柑橘類
レモンとかグレープフルーツってすごくムズムズするんですがね。
海外旅行に行って、現地で製作して持ち帰る(生果実は検疫で引っかかる為)、という方法を思い付いたのですが、それ以降海外に行ってないので実施できず。
ブラッドマリーオレンジマーマレード! > 誰とはなく
こまばやし
グレープフルーツとタロッコのマーマレードはやりたいねえ。
夢だわあ。
な
君は、ほんの2週間ばかり前に、夢の半分がかなう環境にいたのではないかい?(笑) > かな象
マイルドに裏山。
グレープフルーツは、国産、無農薬、ワックス無し、というのがあればねぇ...。