ペン竿くん

今は、安かろう悪かろう上等で道具を揃えている。
が、そのうちいつもの物欲魂が膨らんで、10万の竿とか5万のリールとか欲しくなったりするのだろうか。と考えてみたが、なんかそれはなさそう。
どうやら、釣れるかはどうかは道具よりは魚の居る時間と場所の見極めで80%が決まってるような気がするから。

ところがご存知の通り、鯖は軽くてちっちゃくて携帯性が高くて緻密だかなんだかPDAとかミニノートPCとかデジカメとかとにかく小型メカニズムに滅法弱い。

つまり、こういうものには情けないくらいに吸引されてしまう。

どっちかというと、釣りをよくわかった人たちが買うべきもの、つまり、PC初心者はWillcom03なんかやめといてFMVやDELLパソを買っとけというのはわかっているのだが、物欲がうずいてしまうのは仕方のないことなのである。

で、愚かにも既に買ってしまった。
小さくても本格仕様という上記ダナイブロス2本を大人用に。
あと子供用には、廉価版（パチ）の「俺の竿」2本。全体的に作りが雑＆本家よりちょっと短い。

（買った時は、1200円だった）
ほらうちはファミリーフィッシングだから人数分揃えないと。

ところが、使ってみるとこいつらがなかなか楽しい。
なかでもハリとガン球だけ付けて堤防のはじっこ（ヘチ？）に落っことしてふかせ釣り。
特にダナイブロスの方は、竿の柔軟性も良く、魚が食いつくときのびりびり感が直に手元に来てたまらん。20センチ越えなんかこれで釣ったら大変な騒ぎである。
もともとウキ釣りが好きで、ウキがぴくぴく沈む感じが好きでウキ釣り嗜好だったのだが、俄然ふかせ釣り派になってしまった。

このようにしんぼうたまらんペン竿だがちょっとだけ、問題が。
竿はいいのだが、このマイクロリールがイマイチだ。

半径が小さい上にギアがないので巻きとるのが大変なのである。
かかってから巻き上げるときはずいぶんな時間がかかってしまうのだ。
もたついてる間に逃げられないか、もうびくびくである。

ということで、リールのみ新調したいと思った。

のだが、ダナイの専用のスピニングで約3千円、ベイトリールだと約5千円
小型なので普通のリールはつかない。うーん。微妙に高い。
パチものペン竿のスピニングタイプ（セットで1900円くらい）を買ってみるかとも思ったのだが、糸送りと巻きを1アクションにしたいので太鼓タイプがいいなぁ。などと迷っていたらこんなのを見つけた。

おお。これでいいじゃん。これのリールだけ使えばいいのだ。ほら、しかも鯛用とか書いてあるし（笑）せっとで700円台。竿いらんけど安いじゃん。