鯖のぺーじ

どうしても、エイとボラを捕って喰いたくなったので、とりあえず金田湾に繰り出すことにする。
エイはよく目の前を通るのを見るし、ボラは一度金田で捕まえた実績があるので、行き先はここで間違いない。が、時期が時期なのでいろいろ保険をかけて、「ウミタナゴとハゼとエイとボラ」を狙うことにした。久しぶりの陸っぱり釣りである。ひよと2名。晴れ、大潮だが、強風の予報。
朝10時がどんびきだったので、10時半くらいを目指して出発。まずは、蟹スポットの裏に地磯っぽいとこに行く。ここで昔、ウミタナゴが爆釣だったのである。しかし、着いてみるとどうも様子が違う。地磯なのだが地形がぜんぜん違う。どうやら場所を間違えたっぽい。

せっかくなので5分ほど歩いて磯で釣ってみる。が、地磯っぽいじゃなくてしっかり地磯。こませとかちゃんと用意していなく＆風がひどく釣りにならず。1時間ほどで断念。間口漁港に移動。ここが記憶の地磯だったがここも風で釣りにならなかった。干潮だったのも理由かもしれない。ここも断念。こういうときに変に執着しなくなったのはおいらもオトナになったもんだと思った。
で、だらーっと金田漁港に移動して2Fで久しぶりに定食食べる。タチウオの塩焼き。うまかった。
で、正面のハゼスポットにクルマ横付けで釣り始めるが、まったくアタリなし。ひよがフグに針を食われたのみ。なので左のエイやボラが通る堤防へ移動。ここも風が強かったが午前の地磯よりはだいぶまし。
が、エイもボラも通らず。
そもそも偏光グラス忘れてまったく見えん。
しかし、なんとかアナハゼ、チビハゼがぼちぼち釣れて、20センチくらいのアイナメも釣れた。
で、先端の方の中層に黒い魚影が見えたのでフグを恐れつつもしつこくアタックしたらウミタナゴと判明。二人で本気出して釣った。少量のこませを撒いて小さくつけたイソメで釣る。
本気出して極小8尾。
17時、夕間詰め効果も無くタイムアップ。まっすぐ帰る。なんかバイパスが通ったらしく、帰りは東名に接続して渋滞ポイントを少し避けて帰れた。19:30着。
アイナメは刺身、他はピーマンとたまねぎつけててんぷら定食。ちっちゃいがどれも天種としては最高。うまし。
アラは出汁とって翌日のきのこ汁のベースにした。これもうまかった。
で、余ったイソメを塩イソメに仕込んだ。これは喰わない。
本来の目的は達せられなかったが割と満足な土曜だった。
ひさしぶりの陸っぱりはちょっと準備不足だったか。しかし、セカンドプラン、サードプランを用意していったのは正解。

＃ 釣具屋の陽気な店長は実は某釣具チェーン店の元店長だったそうな。今は幸せそうでなにより。イソメもっと多く買えばよかった。