長男の部屋のエアコンが故障した。
冷えない。
どうも室外機が動いていない。エアコン修理の専門業者さんに見積を頼んでみたが、多分基盤が壊れていて無理やり直したとしても近いうちに完全に機能停止するであろうとのこと。長男にこのままほっといていいかと訊いたら、このままでは夏乗り切れないという。軟弱者め。が、まあ乗り切れんだろうな。
どうやら買わねばならない。
長男は来年社会人。しかも、正式配属は地方になるかもしれず、ひょっとすると1年しか使わない。そうでなくても来年ぶっこわれてくれたら小金持ちの社会人の長男に費用負担させられたものを。なんで、今壊れるかね。自分にまったく恩恵なし。こういう買い物は憂鬱だ。
憂鬱な無駄金は最小限にすべく、可能な限りDIY精神を発揮することにする。
やることは
1.新しいエアコンを購入する
2.古いエアコンを撤去する
3.新しいエアコンを取り付ける
4.古いエアコンをリサイクルに出す
いろいろ検討した結果、今回は、1,2を自分でやって、3は通販、4は施工業者さんと直契約することにした。
1.新しいエアコンを購入する
なるべく安い奴。つかうの長男だし。取付込みだと7万近くが底値っぽい。だが、取り付けはいざ業者が来たときいろいろオプションついて予定が出費になることが多いらしい。なので、単品で買って取り付けは業者さんに直接見積とってやることにした。近くの施工業者さんに一括見積依頼するネットサービスがあったのでそれを使った。本体は、Amazonでアイリスオーヤマのを注文。
2.古いエアコンを撤去する
業者さんに頼むとだいたい5千円くらいかかる模様。今回、室外機が壊れているのでガスを強制的に室外機に封じ込めるいわゆるポンプダウンは諦める。手順を間違えると暴発火傷もありうるようだったので、いい機会なので、冷却機構やガスの入口出口とかをネットで情報漁った上でガス抜き。つってもバルブを緩めるだけだけど。緩めるバルブを間違えるとやばいらしい。無事終了。
次の難関は、室外機を持ち出す。室内機は2Fだが室外機は1F裏庭に設置してある。これを表に出すわけだが、現行法的には恐らくアウトな旧建築の為、建物ぎりぎりに建っていて隙間がない。隣人に立ち入り許可をもらって長男と二人で運び出す。結構重い。で、外に出ている配管をぶっちぎってこれも丸めて表に出す。
あとは、室内機。ネットで見ると、下からぐっと持ち上げたらぱかっと外れる簡単なお仕事。と思ったら、持ち上げても外れん。20年以上前の機種なので撤去動画などない。いろいろ調べたら「一部、下に下げないと外れない機種もある」との情報が。これを頼りにがしがし下げたら何とか外れた。
と結構な苦労になってしまった。
3.新しいエアコンを取り付ける
施工業者さんは個人経営っぽい人で、価格安目、一応、事前に現場の写真を送って条件詰めて金額感を合意とる。
朝から元気のいい私よりちょい上って感じのおっちゃんが来てぱぱっと設置してくれた。普段は普通の新築工事とかやってて空いてる時間にバイト感覚でやってるのだそうだ。管を真空にする機材とか使ってたのでやはり自分でやるのはむりだなと思った。ちゃんと動いてる。
2.古いエアコンをリサイクルに出す
エアコン、リサイクルでぐぐって持ち込み先を検索。調布に持ち込み業者さんがあることがわかったので、連絡。
土曜もやってるということだったので土曜に電話かけたら繋がらず。平日かけなおしたらつながった。土曜は現地はやってるのだそうだがサポートセンターはやってないのだそうだ。言ってよ。で、聞いたら、リサイクル券手続きして持っていけば特に予約は要らないとの事。来月にでも持っていく予定。
ケチりまくってここまでやることもなかったかとあとで思ったが、なんかやってみるのは面白かった。
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