故あって広島市に遠征。広島港からタイラバ乗り合い。1週間前に電話申し込み。本当は鯛よりアコウが釣りたかったのだが今はアコウは運が良ければとのこと。まあどっちでもつれれば良い。広島市は海が近いので、乗船場まではレンタサイクルを使うことにした。先に「ぴーすくる」に会員登録。
4:45集合で45分前着を目指して3時起き、3時15分にホテル出発。
ここで失敗。前日、下見とかのためにレンタサイクルをスポットレンタルで使っていて、今日は1日レンタルに変更するつもりだった。ところが、レンタル形式の変更は前日必須だったことが判明。スポットで乗船場に置きっぱにすると結構な値段になってしまう。そこで急遽乗船所の最寄りのポートで返却してそこから15分歩くことにした。それでも30分前には到着できた。
で、もうひとつ失敗。アネロンをホテルに置き忘れてた。ただ、瀬戸内海は穏やかだったのでこれはまったく問題なかった。
今日の乗船者は6名くらい。鯖は右後ろ。ポイントまでは45分くらい。ナビを見るとど真ん中でやや四国寄りくらいの位置。深さは60~100メートル。すぐ周りが釣れ始め、私も開始30分なんと3番手で1尾獲得。40センチ。初(ちゃんとした)真鯛。うれしい。
しかし、その後周囲はコンスタントに釣るも鯖はこれが最初で最後だった。竿頭は8枚だそうだ。すげえ。1枚しか釣れなかったのは残念だったが先に非ボウズが確定していたので心穏やかに釣りできた。13時くらいに沖上がりで14時解散。バスでホテルに戻って風呂入って20時くらいまで休憩。で、陸っぱりで何か釣れないかとレンタサイクルで行ったがなにも釣れず戻って寝た。
タックル:
クーラーボックスとタイラバとはさみとリーダーを持参。竿とリールはレンタル。タイラバは、おもりはオレンジと赤黒系。ネクタイ・スカートはオレンジ、ピンク、黄色、紫、緑をなんとなく用意。100gといわれたのでそろえたが周りはどう見てももうちょっと軽いのを使っていた。黒系と軽いのも用意したらもっと釣れたのだろうか。
服装等:
ラッシュガード上下と海パン、帽子、靴下、サンダル。好天だったが移動中の風にさらされると逆に寒かった。釣っているときは暑かったが船に日よけがあったのでそれほど太陽にはさらされなかった。顔は少し焼けた。お茶は2本持っていったが1本飲みきった。他、パンとか。
タイラバ:
落として20メートルくらいゆっくり巻くの繰り返し。餌交換とかないので100メートルとかでも余り負担なし。かかれば面白い。私が1尾だったのは総合的な腕もあるが仕掛けのバリエーションが強い気がした。どうも後半明るくなってからは黒系が効いていたらしいのと、全般的に軽いオモリは効果があった気がする。あくまで推測。
レンタサイクル:
レンタサイクルというか実は電動アシスト自転車というモノに初めて乗った。楽だねこりゃ。交通機関としてアリだ。ただ、スマホのナビを確認するためいちいち停車するのが面倒だし気づいたら曲がるところ通り過ぎてたりなのが不便。次使うときは安いスマホスタンドを買っていこう。広島市は結構レンタサイクル駐輪所が普及してた。
釣果と持ち帰り:
釣った鯛は、名前タグを付けて生け簀に集めて最後に船長が締めてくれたのを各自持ち帰り。鯖は1枚だったのでかわいそうがられて船長の奥さんが釣ったのを大小1枚づつ分けていただいて合計3枚。そこで内臓処理とかしたいと相談したが、最近は海上投棄が厳しいらしく断念。ゴミ袋に包んでクーラーボックスにいれて下船後近くのコンビニで氷2袋そのまま入れて持ち帰る。下船までの運搬を考えて先に凍り一袋は買っておくべきだった。翌日包み直して、氷を交換。ベルトで蓋を固定して飛行機も問題なし。ただ、氷2kgプラスだとちょっと思い。キャリーはあったほうがよかったか。8時過ぎに帰宅してすぐに鱗、内臓、えらとって3枚おろし。内臓はちょっと臭かったが問題なし。
料理:
初日
25センチの鯛を塩焼き、半身1枚を刺身と宇和島風鯛飯。皮ポン酢。宇和島風初めてちゃんと真鯛でつくったわ。
二日目
アラの煮付けと半身1枚刺身と鯛茶漬け。皮塩焼き。
三日目
半身を中華蒸し、半身刺身。皮ポン酢。ちょっと鯛しゃぶ。
全般的に旨かった。3日段階的に熟成したが旨味が増えたようなよくわらんような。鯛茶が一番か。煮付けは2枚分だったので食いでがあった。中華蒸しはメバルとかのがいいかな。しかし、月曜の持ち帰りだと二人で食べきるのはちょっと大変だった。
船長さんは、私が一枚しかつれなかったのをとても残念がり「3枚は釣らせてあげたかった」とおっしゃっていたが、たぶん東京感覚だと1枚釣れれば御の字なのではないか。「ぜひ東京でもやってみてください」とも言われたのだが東京でこの魚影の濃さが期待できるのか謎。まあシーズンになったらちょっとリサーチしてみてもいいかも。
余談。同時期にアジ釣りに行ったKさんからアジをいただいたのでこちらの釣果とちょっと交換。
鰺の水なます。正直いうとこれが一番旨かった。
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